子どもラボについて、基本的な情報と、よくいただく質問をまとめました。
子どもラボに参加の前に、必ずお読みください。
*子どもラボの目指しているところ
「子どもラボ」は小学生を対象とした子どもたちの居場所作り活動です。
様々な年齢の子どもたちが集まり、みんなで遊ぶことを通じて、お互いを思いやる心、協力すること、色々なアイデアを出すこと、失敗も成功も経験することなどを通じて、挑戦する心、結果を受け入れる強さと楽しさ、そして自己肯定感を育む場所を提供することを目的としています。
*学童との違いは?
学童にも様々な運営形態があると思いますので、一概には言えないと思いますが、私たちが考える違いは、こうです。
学童は、学校での時間と保護者との時間の狭間を埋めるための子供の居場所だと考えています。そのために、夏休みなどの長期休暇、臨時休校など学校の状況と密接に関連した受け入れ態勢をとっています。
一方で、「子どもラボ」は、子どもたちが可能な限り自主的に活動する場を提供することによって、心の発達の機会を提供する場所です。「子どもを預かる」場所という意味では、学童の代わりになるのとは難しいと思います。
*子どもの受け入れ時間は?
学期中は、土日、祝祭日を除く平日の放課後から午後6時までです。
お子さまの帰宅は、保護者のお迎えが原則となります。
保護者の方のお勤めの都合などで、多少お迎え時間が遅れる場合などは、ご相談ください。
*子どもたちの安全確保は?
専任のスタッフを配置して、子どもたちの安全を見守る体制をとっています。
ただし、子どもたちの自主性を尊重する方針から、擦り傷などの軽い怪我、衣類の汚れなどがありますので、ご了承ください。
軽い怪我の場合は、消毒・救急絆創膏の利用などの対応はいたします。
ご希望があれば、着替えをお預かりしています。
*活動の時間割はありますか?
子どもたちの自主性を尊重する活動ですので、厳密な時間割はありませんが、3時過ぎに簡単なおやつの提供を行っています。
ただし、長期休暇中は生活リズムの維持のために、時間割を設定し、それに従った活動を行います。
*全員参加型って、どういうことですか?
「子どもラボ」は、小学生を中心とした子どもたちの居場所作りであるとともに、その居場所が「地域での子育ての場所作り」のきっかけになることを目指しています。
「子どもラボ」は地域のみんなで子どもたちを見守り、子育て世代が繋がって、地域の宝である子どもたちを暖かく育む社会を目指しています。
子育て世代の皆さんにも、様々な形で「子どもラボ」のサポートをしていただくことを通じて、小さな一歩ですが、「みんなで、みんなの子どもたちを育てる」という活動に参加していただきます。
*「全員参加」とは、どんなことをするのですか?
「全員参加」といっても、ご家庭や保護者の事情は様々です。「子どもラボ」が考えている「全員参加」とは次のようなものです。
・「できることを、できる時に、できるだけ」が基本方針です。参加する子どもたちが自分で考え行動するのと同様に、保護者の皆様にも「子どもラボ」の活動継続のための様々な形での参加をお誘いしています。 以下は、「全員参加」の一例です。
・ドネーション:日々の活動のための寄付です。金額、支払回数などの規定はありません。また、子どもたちが活動に利用する工作材料、おやつ、簡単な遊具などの寄付を募ることもございます。
・見守り: 専任のスタッフは配置していますが、活発な子どもたちの見守りや、一緒の時間を過ごしていただきます。
・まちの先生:保護者の皆様ご自身が趣味で行なっているクラフト工作、簡単な料理、楽器演奏などを、子どもたちと一緒に行うワークショップ、ライブ、ゲームなどのイベントの提案を受け付けています。 てらこやスタッフも可能な限り開催のお手伝いをいたします。実費程度の参加費を集めることも可能です。
・環境整備:庭の草取り、施設内の清掃、障子貼りのような簡単なメンテなど、施設の維持のための簡単なお手伝いです。
*毎回、参加申し込みが必要ですか?
お子さまの安全確保のため、所定の方法で毎回必ず参加登録をしていただきます。
また、参加取消しの場合も必ず取消し登録をお願いします。
参加登録をしているお子さまがおいでにならない場合、登録いただいた緊急連絡先に連絡させていただくことがあります。
*参加費はいくらですか?
保護者がNPO法人 てらこや新都心の会員登録をしていただき、「会費」という形で月額2,000円(年会費24,000円)をいただきます。
会員登録をした保護者のご家族で、子どもラボ参加条件に合うお子さまは何名でも子どもラボの活動に参加が可能です。
会費の支払いは、原則は指定口座への振り込みで、3ヶ月に一度、半年に一度、年額一括の支払い方法があります。
会費ですので、金額は一律、利用頻度による変更はございません。
*「学研てらこや新都心教室」との関係は?
「学研てらこや新都心教室」は、子どもラボの母体である一般社団法人 てらこや新都心が認可を受けた学研教室です。
子どもラボの運営理念の中心である子どもたちの自主性を尊重するという方針で、楽しく学び、生きる力を育むことを目的とした教室です。
教室の活動は、子どもラボと密接に連動していますが、子どもラボのみ、学研教室の利用のみも可能です。
学研てらこや新都心教室は、子どもラボ会費とは別に、所定の月謝が必要です。
*夏休みなどの長期期間中の利用は?
一部のてらこや新都心休日期間(夏のお盆前後、年末年始など)を除いて、原則午前10時から午後6時まで、子どもたちを受け入れています。
ただし、子どもたちの安全確保のために普段の利用状況を元に、一定の利用制限をさせていただくことがございます。
*子どもラボへ持ち込んではいけないものはありますか?
以下のものは、原則として持ち込みを禁止しています。
- お菓子
お子さま同士で分け合ったりした際に、アレルギーの危険があります。運営側への寄付以外の自分で食べるお菓子類の持ち込みは禁止しております。 - ゲーム機
子どもラボの運営方針として、従来からある仲間との交流を通じての人間関係構築、さまざまなコミュニケーションの機会の提供を重視していますので、いわゆるゲーム機の持ち込みは禁止しています。 - トレーディングカード
中には、高額なものもあり、交換によるトラブル、紛失の恐れがあるため、禁止しています。 - おもちゃ類
ラジコン、ぬいぐるみ、ボードゲーム、スケートボードなど、原則としておもちゃの持ち込みは禁止しています。
破損、紛失のトラブルを防ぐためだけでなく、てらこや新都心にあるもので、みんなで工夫して遊ぶという体験を重視しているからです。
ただし、みんなで遊ぶために不要になったおもちゃの寄付は歓迎しています。事前にご相談ください。
- スマートフォン
ゲーム機能、ネットの動画閲覧、写真撮影などお互いのコミュニケーション、個人情報の管理上の懸念があるため、原則として禁止しています。
ただし、保護者との連絡用などでお子さまに持たせる場合は、事前にご相談ください。また、状況により子どもラボ利用中はお預かりすることもありますのでご了承ください。
- PC、タブレット端末、電子機器
高額な上、破損の可能性がありますので、通信教育用、学校から支給のものを含んでPC、タブレット端末、電子機器の持ち込みはお断りしています。長期休暇などで学校からご家庭への持ち帰り途中のものは、やむを得ませんが、その場合でも施設内での利用は禁止しております。 - 高価な物品
お子さまの視点で高額と思われるもの(文房具、カバン類、衣料品、身の回り品など)の持ち込みはご遠慮ください。紛失、破損などがありましても、責任を負うことはできませんので、ご注意ください。 - 生き物
逃げた場合などの対応が困難ですので、容器に入れたままで、屋外で観察する場合を除き、昆虫、魚、その他生き物の室内への持ち込みは禁止しております。
その他、こどもラボ運営上、不適切と思われるものを持ち込まれた場合は、こどもラボ利用中はお預かりすることがありますので、ご了承ください。
*退会はどのようししたらいいですか?
年度内の退会は、文書、またはメールにてお申し出ください。
納入いただいた会費は、月単位でお返しいたします。
日割り計算は行いませんのでご了承ください。