子どもたちの春休み前の早帰りが始まっています。
そんな普段より早めの子どもたちの受け入れ時間中、玄関が急に騒がしくなりました。
慌てて様子を見に行ってみると、仲良し3人組が倒れ込んで、「疲れた、疲れた」と騒いでいます。
どうしたのか聞いてみると、一人の子が途中で足がつって歩けなくなったので、その子をおんぶして、もう一人の子がランドセルや持ち帰り荷物を自分の分と足がつった子と、おんぶ担当の子の3人分持って、助け合いながら帰ってきたとのことです。
その荷物を持ってみると、学年末の荷物の持ち帰りで、一人分でも結構な重さです。
3人組の中で、大柄な子が「おんぶ」担当ですから、結果として一番小さな子がランドセルを体の前後に背負って、両手でそれ以外の荷物を持って歩いてきたのです。
座敷に上がると、足がつった子も、おんぶしてきた子も、荷物を持ってきた子も、ヘロヘロになって、しばらく倒れ込んでいました。
てらこやに通う子どもたちは、みんな仲良しです。
つらい中を助け合って、一緒に帰って来れる場所があって、よかったと思う出来事でした。