10月9日、9月の猛暑が嘘だったように、暖房が少し恋しくなるような秋雨の1日でした。
学校から帰ってきた子供たちは、室内で大騒ぎですが、今日は新しく揃えたゲームやおもちゃに興味津々。
静かに部屋で時間を過ごしていました。
小学生を中心とした子どもたちの放課後の居場所作り活動をしています。
10月9日、9月の猛暑が嘘だったように、暖房が少し恋しくなるような秋雨の1日でした。
学校から帰ってきた子供たちは、室内で大騒ぎですが、今日は新しく揃えたゲームやおもちゃに興味津々。
静かに部屋で時間を過ごしていました。
「夏休みの間だけでいいので、預かってもらえますか?」
夏休みが近づくと、こんなお問い合わせを何件かいただきます。
実際には、子どもラボは特別な事情がある方を除いて、新規受付はしていないので、お断りすることになるのですが、この問い合わせの内容に私たちはちょっと「モヤる」ところがあります。
それは、私たちの子どもラボの運営理念とちょっと違う内容だからです。
「夏休みの間だけ」
今の子どもたちは、小学校は休み時間が減り、異なる学年との交流の機会も減り、放課後は塾通いに追われて、友だちと遊ぶために予約が必要、遊び方も一緒に座って黙って、お互いのゲーム画面を見るということが増えてきています。
子どもラボは、学校とは異なる人間関係の中で様々なことを体験する場所です。
ですから、「いつもいる友だち」という環境が基本になります。
実際、異なる小学校、異なる学年の子どもたちが仲良く活動しています。
夏休みだけの参加では、その大切な新しい人間関係を作ることは難しいのです。
「預かってもらう」
私たちは、子どもたちを「預かっている」という感覚はありません。
子どもたちが自由に考え、活動する場所を提供し、「見守っている」だけです。
もちろん安全に対する配慮はしていますが、保護者には、「怪我をすることがあります」、「服や靴は汚れることがあります」とはっきり申し上げ、納得していただいた上で、利用いただいています。
「預かる」ということは「無事にお返しする」ことが最優先になり、結果的に子どもたちをルールや注意事項で縛ることになってしまうと思っています。
*親の都合
また、こんな問い合わせの裏には、どうしても「親の都合」が見えてしまいます。
私たちが目指しているのは、「子どもラボの運営理念に賛同していただき、そのような環境で、我が子を過ごさせたい」という保護者のお子さまに来ていただくことです。
私たちは、てらこやで元気に遊び、健やかに育つ子どもたちを見たいのです。
親の「助かった」という感謝の言葉が欲しいのではありません。
とはいえ、まだまだ情報発信が足りないことを反省させられる問い合わせでもあります。
先日、趣味で飼っているお父さまから、さらにメダカをいただきました。
早速、池に放しました。
夏休みが近づくにつれて、カブトムシやクワガタを連れてくる子どもや、家で育てていたカブトムシやクワガタの寄付の申し出も、時々いただきます。
また、今年はカナヘビの姿はまだ見えませんが、ダンゴムシは、もうすっかり子どもたちの遊び相手です。
ただ、見守りする私たちには、ちょっと苦手な部分もあるので、ルールを作り、保護者の皆様にお知らせしました。
「持ち込み禁止」にしないのが、てらこや流です。
保護者の方から立派なスイカをいただきました。
早速、今日のおやつになりました。
スイカは種を自由に飛ばせるように、外で食べるのが「てらこや流」です。
もう夏を思わせる一日、きゅうりをたくさんいただいたので、今日のおやつは塩揉みにしたきゅうり一本の丸かじりでした。
暑い日差しの中を下校してきた子どもたちは、丸ごと一本のおやつにちょっとびっくりしていましたが、そのひんやりした食感と程よい塩味に、ペロリと平らげていました。
家ではきゅうりを食べない子も、てらこやではみんなと一緒に食べてしまいます。
迎えにきたお母さんは、びっくりでした。
そんなことも時々起きる子どもラボです。
子どもラボでは、必要に応じて重要なことを話し合うために運営スタッフで「理事会」を開きます。
先日は、夏休み中の計画についての話し合いをしました。
盛りだくさんの内容でしたが、それはおいおいお知らせするとして、たまたまスタッフの一人の誕生日でした。
子どもたちが下校してくるまでの間の慌ただしい打ち合わせでしたので、みんなでケーキをいただいただけでしたが、心がこもってた温かい機会だったことは、写真から伝わるでしょうか?
こんなチームで、子どもラボは運営されています。
11日から2年生以上は給食が始まり、新1年生だけがお弁当を持って、てらこやに下校してきました。
食べる前の挨拶をリードする「いただきます当番」は?と聞くと、ほとんどの子が「はぁ〜い」と手を挙げたので、こんな形になりました。
「美味しいお弁当をいただきます。」
まだまだ可愛い新入生です。
春休みも終盤の機能、外は桜の行方も心配な春の雨でした。
子どもたちは、外に出られない日も元気で、エネルギーを持て余し気味で、こんな遊びを考えました。
もちろん、見守る私たちもサポートして、一緒に楽しみます。
4月を迎え、子どもラボにも10名近くの新1年生が入りました。
注)現在は、新しいメンバーの募集は中止しています。
早くお兄さん、お姉さんやてらこやの雰囲気にに馴染んでもらおうと、映画会を企画しました。
映画にはポップコーンがつきものです。
今回も、昨年購入したポップコーンマシーンが大活躍でした。
映画は、「モアナと伝説の海」、映画館のような大音量に、何名か途中リアイヤしたのは残念でしたが、2時間の長編をみんな楽しんでくれました。
残る春休みのイベントは、4月5日のカレーランチ会、すでに50名近くの子どもたちの参加申し込みがあります。
子どもラボでは、普段は体験できないようなことにチャレンジしてもらいたいとの気持ちから、いくつかのクラブ活動を行っています。
それらが、学年末を迎えて一区切りとなりました。
*料理部
包丁などの刃物、ホットプレートの取り扱いなどを通じて、ちょっと本格的な料理体験を目指して始まった料理部です。
できたものはその場で食べずに、家に持ち帰って家族で味わうことを通じて、みんなを楽しませる料理を作ることを目指しました。
今期最終日の27日はジャーマンポテトです。
ご家庭の夕食で家族で味わう一品になったことでしょう。
4月からは第2期が始まりますが、あっという間に募集定員いっぱいになってしまいました。
*クラフト部
最近は、器用に指先を使う練習が足りない子どもたちがいることから、楽しみながら針や糸、鋏などを使う体験をしてもらおうということから始まったクラフト部です。
最終日の27日は、巾着袋を完成しました。
運針なども事前に練習して、それぞれのイニシャルもつけました。
家庭での裁縫につながればいいと思います。
クラフト部は、先生が産休に入るため、次の開催は秋以降になります。
4月以降も、いくつかの新しい部活が始まる予定です。
どうぞお楽しみに。